アルコールストーブの製作 グルーブとCHS  火力 燃焼時間比較

登山 荷物軽量化 アルコールストーブの製作

 

アルコールストーブの自作 最終的にはグルーブストーブに

 最初は固形燃料を使ったストーブに興味持ちました。色々youtubeの投稿を見ながら自分独自に強力ストーブを作ったのですが沸騰まで6分以上かかり燃焼カロリーの少ないアルコールガスなのでこんなものと思っていました。ブタンガスだと4分で沸騰。

いろいろ見ていたらアルコールストーブの投稿記事が断然多い。ジュースの空き缶で簡単にできるので種類も多い 興味あり。

 

今度は液体で実験です。

最強らしきCHS(Capillary Hoop Stove)、プリヒート数秒で本燃焼 沸騰まで5.5分に短縮できました。山で使ってみましたが五徳が必要な分 部品点数が多くなります。加工は8カ所の0.8mmの穴あけが面倒な位です。

 

次はグルーブストーブ 五徳いらず直載せできます。プリヒート数秒で本燃焼、性能は沸騰まで6分弱。加工はハサミだけで短時間。今はこれを使っています、ストーブとマグカップの空間が無いので風の通りが悪く 風邪による炎のあおりが少ないと思われます。

 

実験材料

 ストーブ  53mmアルミ缶

燃料用アルコール ジョイフル本田で500cc 235円

マグカップ ダイソー 500cc位のステンレスマグカップ 約90g

水     400cc  水温13℃くらい

 

<実験データ>

 

外気温 外気17℃ 外気21℃ 外気17℃
  チムニー CHS+五徳 53φグルーブ
燃料 20g  固形 20cc 20cc
水量 400cc 400cc 400cc
       
時間/温度      
0 14 13 12
1 30 27 28
2 49 42 42
3 64 59 58
4 78 75 72
5 89 88 85
5’30”   95  
5’40”     95
6 95    
       
  9’ 消化 5’40” 消火 6’40” 消火

 マグカップに蓋をして棒温度計で計測。

 

 

 結果は CHS>グルーブ>固形 となりました。少し沸騰時間が遅いですがコンパクトにまとまるのでグルーブストーブ使用となっています。

 

 

 

重量比較

・現有ガスバーナー (バーナー+ガス+マグカップ)    540g

・魔法瓶    500cc 山専サーモス         280g

 

・アルコールストーブ(ストーブ+風防+燃料+マグカップ) 約180g   

180gと減量化は出来ましたが少し重くても魔法瓶が便利ですかね。  

 

 

 

 

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CHS アルコールストーブ     直径53Φ   

 

 

 

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グルーブ アルコールストーブ    直径53Φ  内側高さ-外側高さ=14mm
 

 作成方法はyoutubeに沢山のってます。

参考にした記事は

http://siso-lab.net/20140329033900/ です。

 

 更なる減量化  湯沸かし専用

アルコールストーブ(ストーブ+風防+燃料+アルミボトル缶) 110gとなりました。

マグカップを使わずアルミコーヒー缶でお湯を早く沸かす。保温性も良く冬の山では使い勝手がいい。

 

 

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